ブログの最後にある「関連記事」を見て、助かる日があります。逆に、何を読めばいいのか分からず、そのまま閉じる日もあります。自分は後者のほうが多いです。並んでいる記事が悪いというより、次に読む理由が見えません。
関連記事を、似ている記事の置き場として使うと弱くなります。今読んだ内容の続きを、読者が自分で選べるようにする場所です。そう考えると、置き場所を記事末だけで決めるのは雑です。
関連記事は、読み終わった人の次の選択肢
関連記事とは、今の記事と関係があり、読者の次の行動に使える記事です。カテゴリが同じだけの記事や、書き手が読ませたいだけの記事は、読後の行動につながりません。関連記事という名前を付けても、読者から見るとただの候補の山です。
たとえば内部リンクの記事を読んだ人なら、次に「タイトルを直す」「キーワードを選ぶ」「既存記事を見直す」のどれかで迷うかもしれません。この迷いの続きになる記事だけを候補にします。読ませたい記事を混ぜると、急に運営者都合になります。
候補を選ぶときは、まず「この人は読み終わったあと何をするか」と考えます。知識を足したいのか、実際に直したいのか、別の失敗を避けたいのかを分けます。ここを分けない関連記事は、見た目だけ整ったリンク集になりがちです。
記事末は、次の一手を選ぶ場所
関連記事を記事末に置くなら、本文中の補足リンクとは別物として扱います。記事末は、読み終わった人が次の一手を選ぶ場所です。全部を並べると、選ぶ前に疲れます。親切そうに見えて、実際は丸投げに近いです。
候補は、基礎を知る記事、実際に直す記事、別の失敗を避ける記事くらいに分けます。タイトルの話を読み終えた人なら、タイトルを見直す関連記事くらいの広さでも構いません。記事末では、細かい手順名より「次に何を見直すのか」が分かるほうが選びやすいです。
本文中に置くと話が切れるリンクは、記事末に残して構いません。本文中に入れると遠回りになるテーマや、読み終わった後に選べばいい記事です。ただし、残すなら意味を分けます。似た記事を五つ並べるくらいなら、一つでいいです。
本文中のリンクは、読んでいる途中のつまずきを拾うものです。記事末のリンクは、読み終わった後の行き先を置くものです。同じ関連記事でも、働く時間が違います。ここを混ぜると、本文中には遠いリンクが入り、記事末には今すぐ必要だったリンクが残ります。
記事末に残すなら、何の続きかを書く
記事末に関連記事を置くときは、「関連記事」だけで済ませないほうがいいです。読者は記事を読み終えたところなので、次に何を選ぶかを短く知りたい状態です。ここでタイトルだけ並べると、急に冷たいです。
「関連記事」より、「次にキーワード選定を見直す」「リライト前にタイトルを確認する」のほうが選びやすくなります。記事名をきれいに見せるより、読後の行動を出します。ここを優先します。
リンク先をたくさん置きたい場合も、選択肢の意味を分けます。基礎を知る、作業する、失敗を避ける、という分け方です。同じ意味の関連記事が複数あるなら、一番近いものだけで十分です。数で安心しないほうがいいです。
意味が重なったリンクは、読者に選ばせる前に減らします。記事末は候補置き場ではなく、読み終えた人が次を選ぶ場所です。この違いを雑にすると、関連記事はすぐ飾りになります。
公開前は、記事末リンクを1つだけ動かしてみる
公開前に全部を整えようとすると、関連記事の見直しだけで止まります。まず記事末のリンクを1つ選び、本文中へ移せるか見ます。全部やらなくていいです。1つだけで十分です。
移せるなら、読者が疑問を持つ場所へ置きます。移せないなら、記事末に残して文言を直します。この一手だけでも、関連記事は「とりあえず並べたもの」から、読者が次を選ぶための案内に近づきます。
仕上げでは、記事末のリンクを目で追います。押す前に「何の続きか」が分かれば、その関連記事は記事末にあっても働きます。分からないリンクは、読者に考えさせすぎです。
ここで止まるリンクは、残してもあまり読まれない気がします。残すなら、次の一手が見える形に直します。
分からなければ、文言を直すか、いったん消します。残すと決めたリンクだけ、行き先をはっきりさせます。関連記事は数を置く場所ではなく、迷いを減らす場所です。
公開した記事がサイト内で浮いているなら、記事末だけに並べず、読者が次に困る段落から読後に次の記事へ送る内部リンクの考え方へつなげます。関連記事は、読者を移動させる理由まで含めて置きます。

コメント