WordPressで日本語タイトルの記事を書くと、URLも長い日本語になりがちです。公開後に英語スラッグへ変えたくなりますが、変える前に見る場所があります。URLは名前ではなく、すでに貼られた道でもあるからです。
GoogleのURL構造ドキュメントでは、意味のある単語をURLに使うこと、対象読者の言語を使うこと、単語区切りにはハイフンを使うことがすすめられています。参考: GoogleのURL構造ガイド。
公開済みなら、見た目だけで変えません
公開前なら、短い英語スラッグを決めてから出せます。公開後は別です。サイトマップ、canonical、内部リンク、SNS投稿、ブラウザの履歴が、すでに今のURLを見ています。
長い日本語URLは気になります。ただ、日本語URLそのものが直ちに悪いとは言いません。Googleは対象読者の言語にある単語をURLに使う例として、日本語URLも示しています。問題は、公開後に変える理由と後処理です。
先にcanonicalとサイトマップを見ます
公開後にURLを変えたいなら、先に現在のcanonicalとサイトマップを確認します。今のURLで検索エンジンへ伝わっているなら、変更は単なる見た目修正ではなくなります。
すでに公開した記事は、すぐ変更せず、まず200で開くか、canonicalとsitemapが現在のURLを向いているかを確認します。止まっていない道を、見た目だけで掘り返さないためです。
内部リンクを書き換える量を見ます
URLを変えるなら、内部リンクも見ます。本文中リンク、関連記事リンク、ハブ記事、自分の管理メモ。新しいURLへ向ける場所が多いほど、変更作業は増えます。
301リダイレクトを置けるなら移行はできます。それでも、変更前のURLがどこに出ているかを知らないまま進めると、後から古いリンクが残ります。公開後のURL変更は、スラッグ編集だけで終わりません。
次の記事から公開前に決めます
次の記事からは、短い英語スラッグを公開前に決めるほうへ寄せます。公開後に変えるか悩むより、入稿時に決めておくほうが記録もリンクも乱れません。
ただし、既存の日本語URLを一括で変えることはしません。PVがほぼない段階でも、理由の薄い一括変更は検証を壊します。変えるなら、対象、理由、リダイレクト、内部リンク修正を1記事ずつ残します。
変える条件
変える条件は、URLが読者に伝わらない、共有時に崩れる、同じような長いURLが増えて管理できない、リダイレクトと内部リンク修正まで実行できる。このどれかです。見た目が気になるだけなら保留します。
逆に、公開前の記事なら短くします。たとえばこの記事なら、slugはwordpress-japanese-url-changeのように、英単語をハイフンで区切ります。タイトルをそのままURLへ流すより、後から読んでも役割が分かります。
公開後の判断
公開後の日本語URLは、すぐ英語へ変える対象ではありません。先にURLが開くか、canonicalが自分を向くか、サイトマップに載るか、内部リンクがどこから向いているかを見ます。
全部通っているなら、急いで変えません。次の記事から公開前に短いスラッグを決める。このほうが、既存記事の道を壊さずに運用だけ直せます。
検索に出ない記事では、焦ってURLを変えるより、変更した事実を増やしすぎないことを優先します。検索に見えているか、正規URLがそろっているか、リンクが残っているか。そこまで見てから、変える記事だけを選びます。
変えない判断も記録します
公開後のURLを変えなかった場合も、記録します。理由が残っていないと、次に見た人がまた同じところで悩みます。既存の日本語URLはすぐ変えず、次回入稿から短い英語スラッグを決める運用に寄せます。
変えない判断は、放置ではありません。現在のURLで開ける、canonicalが合っている、サイトマップに載っている、内部リンクを直す負担がある。この条件がそろうなら、既存URLは観察に回します。次の記事で失敗を増やさないほうを選びます。
公開前の下書きでは、ここまで迷わずに決められます。タイトルを決めたあと、スラッグだけ先に英語の短い単語へ直します。公開後に直す記事と、次回から直す運用を分けると、既存記事の道を壊さずに改善できます。
URL変更を作業ログに残す理由
URLを変える作業は、後から見ると理由が消えやすいです。短くしたかったのか、重複を避けたかったのか、共有時に壊れたのか。理由が残らない変更は、Search Consoleの数字を見たときにノイズになります。
既存URLをまとめて直すより、次回から公開前にスラッグを決めるほうを採用します。過去記事の道を掘り返さず、これから増える記事の迷いを減らす判断です。
直す対象は、開けない、共有で困る、canonicalやリンクと食い違う記事だけです。既存URLを守る記事と、次回から短くする記事を分けておけば、見た目の好みだけで公開済みURLを変えずに判断できます。
URLを変えるなら、変更日、旧URL、新URL、リダイレクトの有無、内部リンクを直した場所を残します。そこまで記録できない日は、公開済みURLを触らないほうが後で読み返しやすいです。
次に見る場所
URLを変えない判断をしたら、次はそのURLへ自然にリンクが向いているかを見ます。公開済み記事への入口を作る順番は、Search Consoleで表示回数0の記事へ、内部リンク元を選ぶ順番で確認できます。
canonicalが合っているかから戻るなら、CocoonとWordPressのcanonicalを公開ページで確認する手順を見ます。検索除外、正規URL、内部リンクの順番をまとめて見る場合は、AIでSEO運用して日10PVを目指す記録へ戻ります。

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