新しい記事を公開したあと、内部リンクを足したほうがいいと分かっていても、どの記事から貼るかで迷います。全部の記事を開くのは面倒ですし、適当に貼ると本文の流れが止まります。

公開直後の内部リンクは、まず一本でいいです。新しい記事の用事に一番近い既存記事からつなぎ、あとで増やす余地を残します。
最初にタイトルではなく悩みを合わせます
リンク元を選ぶとき、タイトルが似ている記事を探しがちです。でも、タイトルが似ていても読者の悩みが違うことがあります。内部リンクは、言葉の一致より用事の一致で見ます。

たとえば「メタディスクリプション」と「スニペット」は近い言葉ですが、読者が知りたいことは違います。前者は自分で書く文、後者は検索結果で見える説明です。ここを混ぜると、リンクが雑になります。
次に、本文中で読者が止まる場所を探します
リンクは記事末へまとめるより、本文中で読者が止まる場所に置いたほうが自然です。説明が長くなりそうな場所、前提を知らないと迷う場所、別記事で詳しく扱っている場所を探します。

このサイトなら、表示回数0の記事の話をしている段落から、URL検査の記事へ送れます。AI記事の薄さを話している段落から、一次情報の記事へ送れます。リンクを先に置くのではなく、読者が止まった場所から選びます。
三番目に、古い記事を見ます
新記事にリンクを足すなら、古い記事も見ます。古い記事は検索エンジンに先に見つかっている可能性があり、新しい記事への入口になります。ただし、古いという理由だけでは貼りません。

古い記事の本文に、今なら新しい記事へ渡したほうがよい説明があるかを見ます。なければ無理に貼りません。内部リンクは数ではなく、本文の途中で役割を持てるかです。
リンク文は短くします
リンク文が長いと、本文の中で浮きます。「こちら」だけだと理由が分かりません。私は、作業名が分かる長さにします。たとえば「URL検査でインデックス状態を見る手順」くらいです。

リンク前後の文で理由を書けるなら、リンク文そのものは短くていいです。リンク文に説明を全部詰めると、青い文章だけが騒がしくなります。
公開後の順番
順番は、同じ悩みの記事、本文中で読者が止まる場所、古い記事、記事末の関連記事の順に見ます。1記事につき最初は1本か2本で十分です。増やすのは、表示やクリックが出てからでいいです。

内部リンクの考え方は、関連記事へ自然に送る方法でも扱っています。この記事では、新記事を公開した直後の順番に絞りました。

このサイトでの実際の確認順
このサイトでは公開済みの記事が増えてきたので、新しい記事を作るたびに全記事を同じ重さで見直すと止まります。まず同じテーマの記事群、次に同じ作業を扱う記事、最後に古い基礎記事だけを見ます。全部を見るのは、月次の整理でいいです。

内部リンクを足したら、リンク先の本文も一度読みます。リンク元だけ自然でも、リンク先の冒頭が別の話をしていると読者はそこで止まります。新記事へ送るつもりが、古い記事の弱さを見つけることもあります。そこは面倒ですが、見つけた時点でメモします。
今の段階では、内部リンクで順位を動かすというより、孤立した記事を作らないことを優先します。PVがほぼないサイトでは、細かい最適化より先に入口を作る。これは地味ですが、後から分析するときの前提になります。
既存の内部リンク記事では、関連記事へ自然に送る考え方を扱いました。この記事では、公開した直後の新記事に絞ります。公開直後は、まだ検索クエリも読者反応も少ないので、記事同士の近さと本文中の置き場所だけで最初のリンクを決めます。

内部リンクを足した日も記録します。同じ日にタイトルや本文まで大きく直すと、何が効いたのか分かりにくくなります。公開直後は、リンクを足す作業と本文を直す作業を分けます。
もしリンク元が見つからないなら、その記事はサイト内で孤立したテーマかもしれません。その場合は、無理にリンクを貼るより、次に近い記事を作る候補として残します。リンク不足は、記事不足のサインにもなります。
この見方にすると、内部リンクは後片付けではなく企画の確認になります。新しい記事を作る前に「あとでどの記事からつなげるか」を言えないなら、テーマがサイトの中で浮いているかもしれません。
公開後に慌てて探すより、下書きの時点でリンク元候補を一つ書いておくほうが楽です。候補が一つも出ないなら、記事の角度を狭めるか、先に橋になる記事を作ります。
リンクを足せない記事は、公開後より公開前に気づきたいです。

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