関連記事リンクを増やしていると、途中で手が止まります。これは親切なのでしょうか。それとも邪魔なのでしょうか。リンクを足しすぎた記事を見ると、片付いていない机に見えます。
増やしすぎを防ぐなら、まず本数ルールを作らないほうがいいです。「5本まで」みたいに決めると、5本を埋めに行きます。見るのは本数ではなく役割です。同じ役割のリンクが並んでいたら、1本に削ります。
まず、リンクの役割を分ける
関連記事リンクの役割は、ざっくり分けると三つです。今の説明を補うリンク、次の作業へ進めるリンク、似たテーマを読むリンクです。三つと書くと急に教科書っぽいですが、ここは分けないと削れません。
SEOタイトルの記事なら、説明を補うリンクは「タイトルの基礎」、次の作業は「キーワード選定」かもしれません。役割が違えば残す理由があります。役割が同じなら、今の段落の答えに近い1本だけ残します。もう片方を残す理由はあまりないです。
ここで見たいのは、リンク先の記事の良し悪しではありません。今の段落で必要かどうかです。良い記事でも、読者が今押す理由を持てないなら外します。もったいないですが、残すと本文の邪魔になります。
外したリンクをすぐ消せないのは、書き手側に未練が残っているときです。別の段落で自然に使えるなら戻せばいいですが、戻す場所がないなら不要だったと見ます。ここを甘くすると、また同じ場所へ戻ります。
残すか消すかで迷うリンクほど、読者には伝わっていません。役割を一文で言えないリンクから消します。
同じ段落に2本あるなら、読者の迷いを疑う
同じ段落にリンクが2本あるときは、まず疑います。2本とも必要なこともあります。でも多くの場合、書き手が迷っています。補足もしたいし、次の作業にも送りたいという欲張りが本文に出ます。
迷ったら、本文の答えに近いほうを残します。段落が「検索意図に合わせる」話なら、検索意図の記事を残します。タイトルの具体例へ送るリンクは、次の段落や記事末で間に合います。近いリンクを先に出したほうが、読者の頭が散らばりません。
どうしても2本残すなら、リンクの役割を本文で分けます。「基礎を確認するならこちら」「実際に直すならこちら」のように、押す理由が別ならまだ選べます。理由が言えない2本は、片方を消します。ここは迷わなくていいです。
別々に説明できない2本は、読者から見ると同じ出口です。残すなら、今の段落の答えに近いほうを選びます。遠いリンクは後ろへ回します。
本文が薄い場所にリンクを足さない
リンクが増えすぎる記事は、本文の説明が薄いことがあります。書き手が「ここは別記事で読んでもらえばいい」と思い始めると、本文がただの乗り換え案内になります。これはけっこう危ないです。
読者が今の記事で最低限の答えを得られないなら、リンクを足す前に本文を直します。「検索意図を見る」だけでは足りません。「上位に並ぶ悩みと、自分の記事の答えを見比べる」まで書きます。そこまで書いてから関連記事へ送るほうがいいです。
本文で答えが出ていれば、リンク文言は短くできます。キーワードと悩みの入れ方を確認するくらいで足ります。説明不足をリンクでごまかしていないか見るだけで、不要なリンクを減らせます。
公開前は、リンクを役割ごとに削る
公開前は、リンクを数えます。ただし「5本以内」のように機械的には決めません。補足、次の作業、似たテーマに分けて、同じ役割が重なっていないか見ます。数だけ見ると、必要な1本まで消します。
たとえばタイトルの段落に、タイトル記事とキーワード記事を両方置いていたら、まずタイトル記事だけ残します。キーワード記事は、次の段落で検索語の話が出てからで間に合います。早く出せば親切、というわけでもありません。
増やしすぎかどうかは、本数だけでは決まりません。同じ場面で同じ仕事をさせていないかで見ます。同じ役割の2本目から先に消します。
記事を減らす話とは逆に、表示回数0の記事へ入口を作りたい場面もあります。その場合も、数合わせではなく孤立記事を減らす内部リンクの見直し方として置く場所を選びます。

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