メタディスクリプションの書き方。本文の約束から作る

検索結果に出る説明文、何を書けばいいのかで止まりませんか。タイトルはなんとか決めた。でも、その下に出る短い文章でまた手が止まる。私はここで、本文をもう一回要約しようとして失敗することが多かったです。

メタディスクリプションは、本文の全部を短くする場所ではありません。検索結果で読者に渡す約束を書く場所です。この記事で何が分かるのか。どの迷いを片付けるのか。読む前にそこが見えれば、クリックする理由ができます。

説明文は、本文の入口だけを預かります

説明文でやることは、本文の入口を読者に見せることです。「この記事ではメタディスクリプションについて解説します」と書くと、何も渡していません。読者が知りたいのは、何文字かより先に、どこまで書けばよいかです。私は、説明文では本文の最初の約束だけを書くようにしています。

たとえば「メタディスクリプションの書き方」という記事なら、「検索結果で読まれる説明文を、本文の約束から作る手順を書きます」と置きます。これなら、読む前に範囲が分かります。反対に「SEO対策に役立つ情報を紹介します」だと、どの悩みが片付くのか見えません。

説明文を書けないときは、本文側の約束がまだ曖昧なこともあります。説明文だけを直そうとすると、短い文をこねる作業になります。そこで一度、本文の最初に戻ります。この記事は誰に向けて、読み終わったあと何を決められる記事なのか。そこが言えないなら、説明文以前に本文の入口がまだ固まっていません。

文字数より先に、言わないことを決めます

何文字で書くかは、最後でいいです。先に決めるのは、言わないことです。料金、手順、比較、注意点を全部入れようとすると、説明文が小さな目次になります。検索結果で読まれる短い場所に目次を押し込むと、結局どれも目立ちません。

私は、説明文に入れるものをひとつに絞ります。この記事で一番先に読者を助ける約束です。手順記事なら、最初に決める場所。比較記事なら、比べる基準。失敗回避の記事なら、最初にやめる行動。これ以外は本文に任せます。

削る順番も決めます。まず、本文に出てこない成果を削ります。次に、誰にでも当てはまる言葉を削ります。最後に、記事タイトルと同じことを繰り返しているだけの文を削ります。説明文は短いので、残す文より削る文を先に決めたほうが早いです。

本文と違う約束を書かない

説明文でやってはいけないのは、本文より立派な約束を書くことです。本文が基本だけなのに「成果につながる書き方」と書く。本文が注意点だけなのに「完全ガイド」と書く。こういう説明文は、検索結果では良く見えるかもしれません。でも、開いたあとに本文が負けます。

検索結果の文は、入口です。入口で大きく言いすぎると、本文に入った瞬間に温度差が出ます。だから私は、説明文を本文より派手にしません。地味でも、本文で本当に答えていることだけを書くほうが運用しやすいです。

最初に作る一文

書き始めは、この形にします。「この記事では、誰が、何を、どこまで決められるか」。このまま公開する必要はありません。下書きの芯にするだけです。たとえば、「この記事では、ブログ初心者が検索結果の説明文に何を書くかを、本文の約束から決められるようにします」。ここまで書ければ、余計な話を削りやすくなります。

そこから、検索結果に出しても違和感がない形へ短くします。「メタディスクリプションに何を書くか迷う人向けに、本文の約束から説明文を作る順番を書きます」。この程度で十分です。余白があっても、本文で答えていないことを足さないほうがいいです。

短くしすぎて、誰の記事にも置ける文になるのも避けます。「初心者にも分かりやすくまとめました」は便利ですが、検索結果で見ると中身が空っぽです。短くするほど、本文固有の言葉を残します。

公開前は検索結果の画面で読む

最後は、本文ではなく検索結果の画面で読みます。タイトルの下に説明文を置いたつもりで読む。そこで「この記事に何が書いてあるか」が分からないなら、本文の約束に戻ります。飾った言葉を足すより、本文の入口を拾い直すほうが早いです。

確認するのは、ひとつだけです。その説明文を読んだ人が、クリック後に読む内容を誤解しないか。誤解しないなら、派手な言葉はいりません。説明文は本文の売り込みではなく、入口の札です。札に店の中身と違うことを書かない。それだけで、目立つ失敗は避けられます。

メタディスクリプションだけでなく、WordPressの抜粋文やスニペットとの違いから確認したい場合は、検索結果の説明文を3つに分けて見る順番へ戻れます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました